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丹波「人」と「自然」の国際映画祭 TAMBA INTERNATIONAL FILM FESTIBAL OF HUMAN & NATURE
開催期間:2024年9月13日(金)〜10月14日(月)
会場と各会場開催期間: ヱビスシネマ。(9月13日〜10月14日) 春日文化ホール(10月13日、14日) やまなみホール(9月22日、23日、 10月12日〜14日) さぎそうホール:(10月5日、6日)
主催 :丹波国際映画祭実行委員会
鑑賞料 :当日券、一般 2,000円 高校生以下、シニア手帳割引 1,200円
*グランプリへの投票は、投票券付き前売り券のみとなります。
*投票券付き前売り券は、ヱビスシネマ。、春日文化ホール、八千代写真館(氷上町)他でお買い求め頂けます。
また、下記dacapo BASEネットショップからもお買い求め頂けます。
https://dacapo.thebase.in/categories/5538822
お問合せ:丹波国際映画祭実行委員会
〒669-3601 丹波市氷上町成松263-3(ヱビスシネマ。内) Tel:0795-88-5910 Fax:0795-88-5915
春日文化ホール
さぎそうホール
やまなみホール
ヱビスシネマ。
以下は、昨年度第1回の情報です。順次、第2回の情報を掲載いたします。
「ヒゲの校長」ホームページ
「かがみの孤城」ホームページ
「BLUE GIANT」ホームページ
「銀幕の詩」ホームページ
[国際部門] MINAMATA-ミナマタ-
[国際部門]ストールンプリンセス-キーウの女王とルスラン-
[国際部門] RRR
[国内部門] 島守の塔
[国内部門] 土を喰らう十二ヵ月
[国内部門] 春に散る
[アニメ部門] BLUE GIANT
[アニメ部門] かがみの孤城
[アニメ部門] プリキュアオールスターズ
[兵庫部門] 銀幕の詩
[兵庫部門] にしきたショパン
[兵庫部門] ヒゲの校長
[特別上映] 恐竜の詩
[特別上映] いしゃ先生
[特別上映] 蒼箏曲
丹波国際映画祭は、実際に映画をご鑑賞いただいた観客の皆様を審査員とする直接投票でグランプリを決める「世界で最も公平で公正なシステム」を採用しています。より公正を期するため、ご不便をおかけしますが、ご投票頂けるのは前売り回数券ご購入の方に限らせていただいています。これは、特定の作品ファンの方が、当日券を10枚ご購入され10票を投じ、順位が急変するという事態を避けるためとなっています。ぜひ複数の作品をご覧いただき、ご自身が良いと思った作品に一票を投じて頂ければと思っています。 ご投票頂くには、5回分の料金で6回鑑賞頂ける前売り券(映画祭のサポーターズクラブ会員証)をご購入いただきます。この会員証が一般審査員である証となります。会場でご覧になった作品の中で、ベストと思われる作品の名前と選んだ理由や感想などを絵馬にお書きください。ポスターの下に絵馬をお掛けいただくことで、誰が見ても多い少ないが一目瞭然で不正操作ができにくい様に配慮させて頂いています。
映画祭開催中に6作品鑑賞が不可能だった皆さまへのご配慮と致しまして、ご購入から1年間ヱビスシネマでの映画チケットとしてご利用頂けます。(一部特別上映を除く)どうぞじっくりと映画をお楽しみください。
ようこそ「丹波国際映画祭」へ!この会場へ至る道程の丹波市の美しい田園風景はいかがだったでしょうか。山々が色づくこの季節を開催時期に選ばせて頂いたのも、映画祭のプロローグとして、ご来場の皆様の目に心にお楽しみ頂くための趣向と考えております。
さて、神戸出身の私が久々に丹波市を訪れたのは2016年でした。私が小学生だった1970年当時、日々コンクリートジャングルの中で生活していた阪神間の子どもたちは、必ず学校単位で「丹波少年自然の家」等で宿泊体験を行い、豊かな自然を満喫できる貴重な聖地になっていました。セミ取りはもちろん、カブトムシやクワガタムシ等の昆虫採集、サワガニや川魚を捕まえる川遊び、夜にはキャンプファイヤー等、様々な自然体験ができる夢の桃源郷でした。その体験は、今も素敵な想い出として多くの人々の心のアルバムの中で輝いていることと思います。
そんな1970年代以前まで、丹波市内には実に10軒もの映画館がありました。現在映画館が10軒以下しかない都道府県は33もあります。丹波市がいかに人気の映画の街であったかを示す驚くべき数字です。兵庫県は日本の映画発祥の地として知られていますが、その中でも全国に誇る映画の街としての資質を持つ場所と確信しています。ところが、その70年以降、丹波市では映画館が全て閉館し、街の過疎化が進んでいました。2016年久々にこの地を訪れた私は「映画の街復活」、「映画による街興し」を夢見てプロジェクトをスタートさせました。
映画撮影スタジオの開設(青垣スタジオ2017年)、メイドイン丹波映画の制作(恐竜の詩2018年、銀幕の詩2023年)映画館の開館(ヱビスシネマ。2021年)、と順を踏み、いよいよ2023年、丹波国際映画祭が開催できること、ご協力ご支援いただいた皆様には、本当に感謝に絶えません。
自然を愛し映画を愛する人々が暮らす風光明媚な街。そこで開催される映画祭ゆえ、「人」と「自然」をテーマとし、作品を広く国内外、世界中より集めさせて頂きました。そして、より皆様に映画祭をお楽しみ頂けますように、「ゴールデンメープル賞」(金の紅葉賞)と名付けたグランプリは、実際に映画を御覧頂いた皆様の直接投票で決めるという、世界で稀有な、最も公平で公正な方法とさせて頂きました。名監督、名俳優の作品だけでなく、無名の作品、無名の俳優の作品が受賞する可能性を同一線上にお並べましたのも、観客の皆さんお一人一人の自由なご感想を反映したいという想いからです。ぜひ忖度なしに、ご自身の感性でご投票ください。皆様が存分に映画祭をお楽しみ頂き、審査員の一人としてご参加頂けるけることをお楽しみ頂きたいと思っています。
そして、どうぞお帰り道でも色づく野山の景色を楽しみ、実り豊かな丹波市の秋の農作物をお土産にお買い求めください。丹波国際映画祭と、この季節この地を訪れる旅が、皆様にとって楽しみな習慣、恒例の「秋のシネマ旅」となりますことを心から願っております。
丹波国際映画祭 実行委員長 近兼拓史